JKビジネスは、JKのセーフティーネット


JKビジネスとは、JKが安全にJKブランドを売り、承認欲求を満たせる仕事

 
 
JKがJKビジネスに携わる理由はお金のため。

「学費を払いたい」
「進学時に奨学金を借りたくない」
「家が貧しいので家計を助けたい」
「旅行代」
「美容代」
「彼氏へのプレゼント」
「ホスト」
「ライブのチケット」

など、JKにお金が必要な理由は無限にある。


お金以外の理由では

「お店に行けば店長やお客さんに自分の存在を認めてもらえる」
「お店が自分の居場所になってる」
「自分を求めてくれることが安心」
「お店で女の子とワイワイ話すのが楽しい」

などといった声も聞く。

これら「お金が欲しい」「必要とされたい」といったJKの心理を巧みに利用し金儲けしようと企む大人が、JKビジネスを展開し、それはJKの居場所になりセーフティーネットになっている。
 
 
 
 

JKビジネスの規制は、大人の責任

 
 
JKビジネスは「JKを危険から守る」「JKを合法的に援助する」という大義名分の下、行われている。

JKリフレは、JKがお客さんと会話や簡易マッサージ等を行うサービスを提供していたわけで、性的なサービスを提供していたわけでない。

JKビジネスには「性的なサービスを提供してはいけない」という明確なルールがあった。

しかし、そのルールが徐々に曖昧になっていった結果、JKビジネスは規制を受ける。

これは、JKを管理しきれなかった大人たち(経営者と客)の責任。
 
 
 
 

JKビジネスの規制は何をもたらしたのか。

 
 
JKは、JKビジネスというルールがあった世界から追放され、ルールの無い世界で稼がなければならなくなった。

ルールの無い世界とは言っても、この国には守るべき条例や法律がある。

しかし「判断能力の乏しいJK」にとって、それらは想像しづらいもの。

私たちのすぐ近くで常に監視して「ダメなこと」をしようとすれば「ダメだよ」と教えてあげられる大人が必要。

JKは、心のどこかでは自分たちを止めてくれる大人、自分たちを叱ってくれる大人を求めている。

自分たちに何も言えない大人ばかりのこんな世の中だから、JKは「ダメなこと」をして、大人へSOSを出しているのだ。
 
 
 
 

ダメなものはダメ

 
 
JKはもう「判断能力のある大人」であり、自分たちの需要を理解し確信犯的に「ダメなこと」をしているのかもしれない。

しかし「ダメなものはダメ」と、言わなければならない。

どうしてダメかという理由は、それぞれの大人が考えて説明するべき。

ダメな理由と同じだけ、ダメでない理由も存在する。

もし、大人が言うダメな理由よりもJKの言うダメでない理由の方が説得力あるなら、大人の負け。

大人は、JKが本当に納得できる「ダメな理由」を伝えなければならない。

それは、JKを理由で言いくるめるのでなく、JKとの対話で大人の気持ちを伝えていくべき。
 
 
 
 

ひめかさん(17才 東京都在住)のケース

 
 

ひめかさんは、JKビジネス規制以前の2013年春から冬に掛けて「JKお散歩」で働き、1日数千円~数万円稼いでいた。

それらは、15才にて実家を出て彼氏と同棲するひめかさんの貴重な収入源。

裏オプのような事はせず(当時の)ルールを守って自分を必要としてくれる居場所で働き、必要なお金を稼いでいた。

ところが、JKお散歩をはじめとするJKビジネスは突如規制され、ひめかさんたちJKはこの業界から追放されてしまう。

働き場所も居場所も失ったひめかさんの現在は、どうなっているのか。



以下は、ひめかさんとのDMやり取り。

 

 

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※ひめかさんから掲載の許可は頂いています。
 
 
 
このように、JKビジネスを規制されたJKは、新たな働き場所、新たな居場所を自分たちで見つけなければならない。
 
JKビジネスに関して、警察や行政はビラ配り禁止する条例や、JKがリフレなどで働くことを禁止する条例を作り、違反した児童を補導して取り締まっている。
 
ひめかさんがしようとしたネット上での援交募集に関しても、警察はネットを通して買春する客を装い、おとり捜査で補導するサイバー補導を行っている。
 
これらには一定の効果があり、抑止力にもなっているが、JKのケアにつながる介入は行われていない。
 

 
 
私たちは、支援に繋がれず危険に行き着いた少女を発見し、補導した後のケアに繋ぐ「ケア付きの補導」を訴えたい。
 
JKからセーフティーネットを奪い、放置する。それは許されない。
 

 
 
 

まとめ

 
 
JKビジネスが、JKのセーフティーネットになっているのは事実。

JKビジネス経営者は、誰にも承認されない、居場所のないJKと巧妙にコミュニケーションを取り信用を作った上で、現実に衣食住と居場所と承認をJKへ提供し続けていた。

JKが、援助交際のような「危険な犯罪行為」をしてしまったり「本当に悪い大人」に騙されないように、JKを安全に囲い続けてくれた。




そもそも居場所のない孤立したJKに対して声をかけてくるのは、JKビジネス経営者(スカウト)か、援助交際をもちかけてくるような身体目当ての大人だけという現実がある。

教育・行政・まともな大人は声かけどころか、JKが直面している問題を知りもしない。

貧困や生きづらさを抱え孤立したJKが野放しにされていた為、JKビジネスが私たちのセーフティーネットとして機能し続けていたが、国はJKビジネスを規制した。

まっとうなセーフティーネットやまっとうに信頼にたる大人が全く無い状況で、必要悪との認知も高まっていたJKビジネスを規制したこの責任は重い。

JKビジネスは、ただ規制するだけで良かったのか?

その結果、私たちがどれほど苦しんでいるのか。

今一度、現状を皆に知ってもらいたい。
 
 

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