派遣型リフレの経営は「職業安定法違反」で逮捕されるリスクがあるか?

***様
お世話になっております、桑田です。
ここ最近、気になっている事がありましてJKビジネスの今後や、私のしている経営での問題点はないのかご意見をお伺いできれば幸いです。
私は今、池袋でJKMAX、名古屋でJKJUMPという派遣型リフレを経営させて頂いているのですが、特に名古屋で気になることがあります。
名古屋と大阪には、今年初め頃まで派遣型リフレが栄えていましたのに、今は全くパタリと無くなってしまいました。
大阪では18歳以上ですが「高校生」が勤務していた結果、職業安定法違反で経営者が逮捕されており、
JKビジネス店経営者ら逮捕 性的サービスさせた疑い
「客との添い寝や手つなぎ」だけだと求人サイトで女子高生らを募集し、実際には性的サービスを行わせていたとして、JKビジネス店の経営者らが逮捕されました。
職業安定法違反の疑いで摘発されたのは、大阪市中央区のJKリフレ店「添い寝リフレLDK」で、経営者のA容疑者(38)ら4人が逮捕されました。警察によりますと、A容疑者らは去年1月から今年2月にかけて、インターネット上の求人サイトに「時給1万円以上」「添い寝や手繋ぎ」などと掲載し、応募してきた当時18歳の女子高生ら4人に性的サービスをさせていた疑いがもたれています。共同通信 2018年04月18日
「派遣型リフレ」と表記していたお店は全てオナクラなど見た瞬間に「風俗」と分かるお店に変更されています。
名古屋にいたっては、需要があるのに現在派遣型リフレはJKJUMP以外1店舗もありません。
大阪にも名古屋にも女子高生の制服を着用したキャストが在籍する「JK風デリヘル」は沢山あり堂々とHPに女子高生の制服を載せて営業されていますが、派遣型リフレという業態が全くないことが不気味です。
名古屋に出店した理由の1つに「JK風デリヘルがこんなに沢山あるからJK風リフレも18歳未満だけは絶対に雇わないようにすれば大丈夫だろう」という独断がありました。
業界最大手の制服オーディションさんは大阪に出店したものの早々撤退し、名古屋には出店していません。
秋葉原、池袋、渋谷、新宿、立川、新橋…など、制服オーディションさんはどんどん出店して利益を出そうという方針なのに、最も需要ある大阪と名古屋を外している事が不可解です。
業界関係者に知り合いがおらず、今まで周りを何も見ずに経営し続けておりますので、何が正しくて何が駄目なのか暗黙のルールも含めて分からない状態です。
経営する上で1番重視したい事は、
お客様とキャストの安全
ですので、派遣型リフレという曖昧な業態が
「実際には裏オプションと証した性的サービスをしている子もいるのに風俗的なサービスがあることを、お店のサービス内容や求人広告に書いていないのはおかしい」
という意味で職業安定法違反などで強制終了させられることがあるなら、早い内にどうすれば良いのか対策をしたいです。
しかしながら、派遣型リフレという業種自体が
「お客様に風俗的なサービスをしなくても稼げる。そう言ってもしてしまう子もいるから対策として風俗営業の許可を取っている」
という文化として成り立っているものですので、ここを壊して「誰がHPを見ても分かりやすいように風俗にしなさい」ということなら派遣型リフレ文化が無くなりJKビジネスはますます窮地に追いやられます。
「今までの当たり前」が急に「駄目」になる業態ですので、いつどのタイミングが何が起きるか分かりません。
今は大阪と名古屋が規制を受けている印象ですが、派遣リフレが50店舗以上ある東京で同じような理由で一斉摘発でもされたら非常に面倒です。
今後のJKビジネスのネタとしても興味深いと思いながら考えているのですが、自分ごとですのでお客様とキャストの為に何か対策すべきなら助言頂けると幸いです。
桑田様
お世話になっております、***です。
JKビジネスの今後の動き、及び経営上の問題点について、
私の主観の範囲ではございますが、考えをお伝えいたします。
根本的な問題になるのですが、デリヘルやリフレに関しては、
「ここまではやってもOK」という法的なラインが無いこと自体が問題
だと考えております。
弁護士に対しても、「法的に『ここまではやってもOK』というお墨付きが欲しい」
「法的にどこまでがOKなのか、教えてほしい」という相談は多数いただきます。
しかし、前述の通り、風営法や売春防止法をはじめとした
現行法に関しては、「ここまではやってもOK」という基準のようなものは明記されていないため、
弁護士としても「ここまではやってもOK」「ここまでやっておけば大丈夫」ということを明示することができず、
「これは確実にアウトです」という点を伝えることしかできない状況です。
実質上、警察の裁量でどうにでもなってしまう、というのが現実だと思います。
ちょうど先日、知人のデリヘル経営者が売春防止法違反等で実刑判決を受けたため、
**刑務所に面会に行って参りました。
法的に見ると、実際に店が女性に対して本番を指示していようがいまいが、
「ホテルの密室に女性を派遣した」という事実だけで、「本番を黙認していた」とみなされ、
経営者が売春防止法違反で逮捕されてしまう、という現実があります。
つまり、
全てのデリヘルや派遣型リフレの店長は「警察の裁量次第で、いつ逮捕されてもおかしくない」という法的に非常に弱い立場にあると言えます。
職業安定法等の法律に関しても、見方を変えれば全ての風俗求人サイトが
有害業務の紹介ということで違法になってしまう可能性があります。
2000年代前半の浄化作戦の時は、風俗求人誌も「売春防止法違反の幇助」で
摘発されたこともあったので、求人に関しても、
警察の裁量次第でどうにでもなってしまうのが現実だと思います。
そうした法的な脆弱さが、結果的にこの業界で働く女性やスタッフの
安心・安全を損なっていることは明白なのですが・・・。
ともあれ、こうした法的な背景があるため、「これをやっておけば安全」というたぐいの
アドバイスは、残念ながらほとんどできません。
逆説的ですが、むしろ「これをやっておけば安全」というたぐいの
情報を流している個人やサイトはすべて疑ってかかる方が安全だと思います。
一点だけ言えるとすれば、一般のデリヘルと同じように風営法を遵守しつつ、
警察から目を付けられることを防ぐためにも、
「現役高校生は、年齢を問わず絶対に採用しない」を徹底すること、でしょうか。
PS:名古屋に関しては、県警も風俗業界も黒い噂が多いので、確かにちょっと怖いですよね。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。