てんしちゃん。
会ったことはないけれど、、憧れの人で、唯一無二の存在。
とりわけ目立つから、ツイッターでいつもいろんな人に絡まれている。
てんしちゃんは可愛くて、おっぱいが大きくて、一生懸命で、素直で優しくて、可愛い写メや動画をツイートしてくれる。
この間19歳になったばかりの、お酒も飲めない女の子。
そんな、2次元でしかみたことないような女の子が実在する事にわたしは衝撃を受け、
気付いたら好きになっていた。
事の発端はてんしちゃんのツイートだった。
「可愛いとかいうなら会いにきてよ」
全くもってその通りだ。
わたしはてんしちゃんに憧れ、JKMAXにまでやってきてしまった。
8月を完走するために月末にしようか。
来週を完走するために来週末にしようか。
いや、明日だ。
この熱が冷めないうちに行かないと!
桑田さんに相談した。
「てんしちゃんに会いたいです。でも、尊敬しているから、お客さんとして会いたいです。てんしちゃんは女の子も歓迎と言ってたけど、キャストでも予約できますか?」
するとなんとも快い返事が返ってきた。
「いいよ。てんしちゃんの体験記事を書いてみない?」
返事は決まっている。
わたしはてんしちゃんに対して、夢を抱いていた。
(絶対似合うからメイド服とかロリータ着てもらいたい、、!)
(お金を払えばスタジオで撮影したり出来るんだろうか、、)
冷静になった。とりあえず60分、移動がしやすいセントラルホテルにしよう、、
、、突然女が行っても不審に思われないかな。
気付いたこと。
派遣リフレの予約は結構大変だ。
JKMAXのサイトで、シフトと予約の埋まり具合を確認。
それを見た上で、希望の日時とコースと、何分予約したいのかお店に連絡。
「当日1時間前にご連絡ください!」とお店からLINEが来た。
なるほど、普段お客様はこうしてご予約をされているんだ。
8/19の21:00〜60分のマックスコース。
この日のてんしちゃんの最終枠になった。
入念にアラームをセットし、絶対に忘れないようにする。
その甲斐あって、予定より早くお店に連絡する事ができた。
いつものセントラルホテルが、なんだか特別なものに思える。
ファミマに寄った。てんしちゃんに渡すフェイスマスクと小さなお茶を買う。
何かお土産をくれるお客さんがいるけれど、あれは気持ちだったんだと気付いた。
「時間を作ってくれてありがとう」「会ってくださってありがとう」「セントラルホテルまで歩いてきてくれてありがとう」
いろんなありがとうという気持ちを差し入れに込めて伝える。
あまり知られていないが、セントラルホテルの部屋は、ランクが3種類ある。
これからてんしちゃんをお迎えするのだから、、1番上等なものに。
20:30頃、部屋に入った事を連絡。
いよいよてんしちゃんと対峙する。キスをするわけでもないのに歯磨きをした。
緊張する!!
もしかしたら、わたしをこんな気持ちで迎えてくれたお客さんも居たのかな。
60分。
聞きたいこと、したいこと、後悔のないように。
1人で待つ時間が長く感じる。なんだか切ない。
でもてんしちゃんに会いたい!
わたしが頑張って稼いだMAXマネー、
それをてんしちゃんに使われるなら本望だ。
大好きだし尊い…
_人人人人人人_
> ♪♪♪♪♪♪ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y
!?
不意打ちのチャイムに心臓が揺れ、リアルに声が出る。
完全に油断してた、、。意外と音が大きい!
てんしちゃんだ!
ドアまで駆け寄り鍵を開け、、息を飲む。
てんしちゃんだ!!
てんしちゃんが立ってる!!!!
そ「わ!!すごい!実在するんだ、、!」
思わず漏れる心の声。それと同時に、
てんしちゃん「やー女の子だ〜!!えーっ、ふつうに話しかけてくださいよ!!」
照れ笑いをしながらてんしちゃんが登場。
(てんしすぎる、、、、、、)
そ「突然すみません。えっと、本当に尊敬してるので、お客さんとして会いたくて」
てんしちゃん「えーっ!いいのに!!」
初対面のてんしちゃんは、とても気さくで安心した。
挨拶をそこそこに、てんしちゃんとの60分が始まる。
Q.使ってる化粧品を教えてください!
てんしちゃん「えっとー(ポーチを取り出し中身を並べはじめる)」
(めっちゃ親切だ)
そ「マシュマロだ!マシュマロフィニッシュパウダーだ!これめっちゃいいですよね!!」
“プチプラで優秀”と某口コミサイトお墨付きの、誰もが知ってる庶民のパウダーが出てきてちょっと感動。
そ「これ並べて写真撮ってもいいですか?」
てんしちゃん「はい!w」
今をときめくリフレ嬢は、、たぶん顔が命。
デパコスでキメッキメ、なんて予想が外れ、19歳の女の子が垣間見えさらに好感度が上がる。
Q.好きなブランドがあれば教えてください!
てんしちゃん「ヴィトン!!あとプラダとミュウミュウかな?」
そ「あ!わたし財布ミュウミュウです。安くてちいさいやつですけど。可愛いですよね」
てんしちゃん「わたしも二つ折りの持ってる!!」
高校生の頃、可愛い女子がヴィトンの財布を持っていたのを思い出していた。
可愛い女の子の持ち物ってだけでなんでもよく見える。
ヴィトンの株があがる。
Q.てんしちゃんの名前の由来を教えて!
てんしちゃん「えーと、、、、(中略)ずっとこの名前で。最初なんか6時間くらい待機してもぜんぜん稼げなくて。そんな頃からこの名前だったから、忘れちゃいました」
そ「てんしちゃんが?!…その時があって今があるんですね。折れずに続けてこれたことも、、すごい」
てんしちゃん「バイト始めると、結構続きます!」
Q.なぜそんなにストイックなの?
てんしちゃん「なんかそれめっちゃ言われるんです。
んーと、、
好きな人がいたから頑張ってこれたのかな?
自分の為だけに頑張れない」
Q.ツイッターがうまい。一度凍結されて、またすぐにフォロワー数が戻って。どうしてそんなに上手なんですか?
てんしちゃん「そんなことないですよ!変なこととか書いちゃうし。」
Q.謙虚ですよね。
てんしちゃん「ええっ!あのツイッターで謙虚なわけないじゃないですか!w」
Q.優しい人だなと思います。
てんしちゃん「うーん、、あ!LINEとか、レスはめちゃくちゃ早いかな?そうじゃなきゃ、自分が助けて欲しい時、助けてもらえないじゃないですか。」
Q.てんしちゃんのこと純粋にすごいと思います。覚悟だったりとか。わたしはいつまでも普通を諦められず、中途半端になってしまいます。
てんしちゃん「うーん、、わたしが極端な人間だから、、というか、中途半端が嫌な性質なのかなって。
あんまり偏見とか、、ないっていうか、結局同じような人としか分かり合えないし」
最後にオプション代を払い、やって欲しかったことをお願いした。
わたしのiPhoneで自撮りを頼むと、快く引き受けてくれた。
「そにあちゃん頑張れ!」と言ってもらうsnowの動画と、一緒に写メを2枚。
てんしちゃん「てかLINE交換しよ!!」
気の知れた友達のように接してくれるてんしちゃん。
夢みたいだ、、。
てんしちゃん「今度普通に遊びましょうよ!今日はそのまま帰るんですか?」
そ「はい、本当にありがとうございました。」
てんしちゃん「気をつけて!!」
セントラルホテルを後にした。
なんだか幸せで、ふわふわしていたのかも知れない。
帰りの電車で青ざめる。
そ「ちょっとまって、、オプションだけ払ってコース料金、、、、渡してない!!!!」
急いで桑田さんに連絡する。てんしちゃんは帰ってしまったらしい。
もしもわたしが気付かなければ、、、。
てんしちゃん「あれ?もらいましたよ!」
そ「オプション代しか払ってなくて」
てんしちゃん「いいよ女の子なんだから!!」
大変な失態だった。
桑田さんに事情を話し、翌日出勤の際に預けるので、てんしちゃんに渡してもらうようお願いした。
てんしちゃんは、本当に優しかった。
「わたしほんとゴミなんで!w」
てんしちゃんは終始そう言い、ヘラヘラと笑っていた。
優しくて、気さくで、人を愛する事に長けている。
だからこんなにも、多くの人を引き寄せてるのだろう。
てんしちゃんがいるから頑張れる人がいる。
てんしちゃんがいるから、上手にバランスを取れる人が大勢いる。
「てんしちゃんに会えてよかったな」
わたしみたいな人、きっとたくさんいるんだろう。
セックスが生んだゴミなんかじゃない。
ゴミじゃないよ、、
てんしちゃんありがとう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。